馬主 |
先週末は、市長と市議会議員の選挙に足を運んだ。
実を言うと私は選挙のことなどすっかり忘れていた。配偶者が「明日は選挙に行くべし」と言った時点で改めて思い出したと言う次第。
「女性が選挙権を手にするために先人達がどれほどの努力をしたのか顧みれば、自ずと足は投票所へ向う」と、何やら婦人参政権運動の闘士の末裔のような事を言っている。
さて選挙当日、ポコポコと投票所へ歩いて行くと、入り口近くに1台のミニバンが停まっていた。フロントグラスには大きな紙にマルで囲まれで馬主と書いてある。
「ほう、何らかの馬の持ち主であるか。競走馬なのか、はたまたこの辺の田舎の事だから農耕馬か」などと思っていると、気がついたのはマルに馬主のマークの下に書かれていた文字。市の選挙管理委員会から許可されて停まっている事が示されている。
要するに、マルに馬主ではなく、マルに駐車の駐の字であったのだ。しかし馬と主が離れ過ぎていたために、駐が馬主になってしまったのであった。
と言うわけで、先週末の収穫は下記の2つ。
- 国民の権利を行使した。
- 字はきちんと書かなくてはならないと再確認した。