2016年 06月 30日
驕れる「物」は久しからず |

WHERE : New York City
CAMERA : iPhone 6
メディアはどんどん変わって行く。
写真で言えば湿板は乾板となり、さらにフィルムとなり、そして今ではデジタルに。
音楽もまた然り。媒体は変わりゆく。エジソンの円柱型レコードに始まり、円盤レコードとなり、その後は百花繚乱の歴史を経て、今ではデジタル配信へと変化(へんげ)。
最近はLPなどのレコードがブームだそうで、結構なことではあるが中学高校生時代からずっとこの年に至るまで、ブレること無くレコードを楽しんでいる私としては、私が少数派で無くなってしまったことが正直言って、チョイト悔しい。
社会の変化に疎い私は、昨年の春に私の車を変えた時に驚いた。車装のCDプレーヤーが無くなっていたのだ。今年になり娘の車を買ったのだが、やはり同様。どうやらついにCDも住処を失ったらしい。
メディアの変遷も、質の向上を目指しての発展であるのはわかるのだが、目覚ましく媒体が変わって行くのはお財布にとっては大変に厳しい。
フィルムはレコードは100年使われたのだから、私の生きている間はもうこの辺で止まってください、などと思ってしまう。新しい機材を次々に買うよりも、美味しいものを食べたり、どこかへ旅に出たりすることにお財布を存分に働かせてあげたい。
しかしののような事を実際に言ってしまうと何やらとても年寄りくさく聞こえるであろうから、ここはグッとやせ我慢。
「新規格製品、どんどん来ーい! 楽しいなぁ〜!」と人前では言っておくことにする。
<読了>
「オリバー・ストーンが語る もう一つのアメリカ史 1」 オリバー・ストーン

「下町純情カメラ」 大西みつぐ

「天才アラーキー 写真ノ方法」 荒木経惟

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by goodsurgeon24hrs
| 2016-06-30 12:40
| 日常
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Comments(6)