2008年 06月 30日
勝ち組、負け組 |
たまたま目にした統計を紹介する。
アメリカの収入上位1%の人たちだけで、アメリカ全体の収入の21%を占めている。それだけではない、この上位1%の人たちの納める国税は国税全体の39%をしめる。収入上位5%をみると、国税の60%はこれらの人達によって納められている。もっと広い範囲で見ると、収入上位50%(つまり半数)の人達が国税の97%を支払っている。
あくまでも収入がある人達だけの統計なので、収入の無い人達の人数を入れると想像を絶する統計になるに違いない。
富の偏在が著しいことが良く分かる。これは6月26日に書いたようにアメリカ人の言う平等に基づいているので、あまり大きな問題として取り扱われない。日本のように格差社会がいけないと言う論評が出てこない。
驚くべき統計である。
by goodsurgeon24hrs
| 2008-06-30 06:37
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Comments(2)
やはり、日本は、良くも悪くも、共産主義、社会主義思想が根底にあるようです。
どのくらいのところで妥協するかですね。
どのくらいのところで妥協するかですね。
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Commented
by
surgeon24hrs
at 2008-07-03 07:23
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驚くと同時に、なんだか考えさせられる数字ですね。