びっくりぽん |
その知らせは、春の朝のあけぼのと共に突然やって来た。
その日は朝6時に目覚ましを掛けておいたのであるが、一時間前つまり朝5時に私の携帯電話にテキストが届いた。
予期せぬ連絡というのは、楽しい知らせでは無いと大体相場は決まっている。もしかして、親が死んだか! いや待て、私の両親はすでに鬼籍に入って久しい。ネコは100万回死ねるが、人間は一度のみだ。
「デルタ航空1404便ロスアンジェルス行き。定刻通り。ターミナル3、ゲート32」
このテキストを私はベッドの中で夢うつつの状態で受け取った。私はてっきりこれは夢の中の話であろうと、判断し再び眠りについた。
ところがその後10分ほどして、「デルタ航空1404便、ロスアンジェルス行き。ゲートはターミナル2の23番に変更」。
夢ではなかった。これは一大事である。我が家と空港とは、なんと車で1時間半の距離があるのだから!
慌てて飛び起きてみたものの、どうもこれは解せない。今日は通常のごとく仕事が入っていて、ロスアンジェルスに行く様な予定はない。
しからば残る可能性は、知らぬ間に誤って私自身ないしは家族に間違ってチケットを買ってしまっていたのではないか、という事のみである。
目覚ましが鳴る前にベッドから飛び起き、あらゆる航空券の購入履歴を探してみるがやはり私はこの日のロスアンジェルス便のチケットなど購入していない。
果たしてあの早朝のテキストは一体なんであったのであろうか。本来受け取る人の代わりに私が受け取ってしまったのであろうか。とすると、その本来テキストを受け取るべき人は、ターミナルとゲートが変更になった後、うまく搭乗できたのだろうか。
私とは無関係のフライトと確定した後も、いろいろなことが心配になる早朝テキストであった。
人騒がせ。
解ります。
なんか胸のあたり冷たいものがスーッと落ちるような・・・・
ほんと、迷惑なテキストでしたね;
この日はこのストレスでお疲れが出ませんでしたか?
でも他人事でよかったです。
この当の旅人は・・・・Good Luck!ですけど。^^;
私はここの" 空港まで15分 " 環境に慣れてしまいました。
それにしても早朝にそんな事があったらきっと誰かの不幸や急な呼び出しって感じで慌てますよね。
休みなのにタイマー消し忘れて朝なると慌てて起きて一瞬休みなのか仕事なのかって時ありますよぉ
それはもうドキドキでして...まぁそんな時は大抵大酒呑んで帰ってきてタイマー消し忘れるときなんですけど(笑)
でもそのフライトのお知らせは気になりますね。
なんも無ければっていうかなんなんでしょうかね!?
通知というのはすごく便利で事前に知らせてくれてありがたいのですが、前提として本人がちゃんと熟知してる必要がありますね。忘れてしまっていた通知は変な通知が来た、変なメールが来た、と消去してしまう危険性がありますね。やっぱり最終的にはアナログに勝る管理はないのかもしれませんね ^^;
STEINS;GATEより...
でしょ!
一回めはてっきり夢の中の話だと思っていたのですが、2度までもくるのでびっくりして飛び起きてしまいました。
空港まで15分はいいですね。私のところはバーミングハム空港は一時間、アトランタ空港が一時間半です。バーミングハムで乗っても結局アトランタで飛行機の乗り換えとなる場合が多いので、いつも少し遠いのですがアトランタまで運転しています。こういう不便にも慣れてしまいました。人間の順応能力って、すごいですね。
私はいつもデルタ航空を利用しているので、電話にアプリを入れてあります。おまけにネットで航空券を買うときに携帯の番号やメールアドレスを入れておくと、ゲート、出発時間の変更、荷物の出る場所、などいろいろな情報がオンタイムで入って来ます。
おかげどこの日は目覚ましが全く不要となってしまいましたよ。
いつもはこの飛行機情報、とても重宝して助かるのですが、今回はどうしたわけか無関係の私に届きました! 一体なぜ
そんなことが起きたのやら、全くもって不思議です。おかげで早起き。三文の徳をいたしました。あはは。
やはりアナログは、不滅です!
そうですよね、日没から夜明けまでの電話は鬼門なことが多いですね。
間違って私に来たために、本来受け取るべき人が受け取れなかったのではないかと、つい心配してしまいます。
まあ、朝から人騒がせなテキストでした。