2018年 03月 05日
補記 |
CAMERA : Canon 30D, Tamron 18-270mm, F3.5-6.3
先日の記事、お読みいただいた皆様。大変ありがとうございます。
実は私が読んだ元の記事には、なぜ 4x3 では正解とはならないのかに関しての記述がありました。私の記事の冗長を防ぐために、その部分は割愛したのですが。今回、補足としてアップしておくことにいたしました。
元記事を書いた記者の友人に、中学高校の教員免許を持ち当時中学校で理科の教師をしている方がいたそうです。この方が子供と算数の復習をしている時にこの問題に出会い、彼にも理由が理解できなかったそうです。早速彼が小学校の教師に質問をしたところ、次のような答えが帰ってきたそうです。
「連絡ありがとうございます。一つ分の数(かけられる数)を前に書き、いくつ分(かける数)を書くという約束で学習しています。問題では3個がひとつ分の数になり、4人がいくつ分の数になるので、式としては 3x4 になります。よろしくお願いいたします」。
私、今でも両方あってるんじゃないの、と思ってしまいます。
私、小学校卒業できない!!
by goodsurgeon24hrs
| 2018-03-05 00:50
| 日常
|
Trackback
|
Comments(14)
Commented
by
fsnoteak at 2018-03-05 03:47
おはようございます。
前回のUp,ずっともやもやしていましたが
今回で納得いたしました。
ありがとうございました~^^
前回のUp,ずっともやもやしていましたが
今回で納得いたしました。
ありがとうございました~^^
0
Commented
by
maou2929 at 2018-03-05 07:52
Commented
by
voyagers-x at 2018-03-05 10:41
おはようございます ! !
言葉の使い方の観点から考えると、最終的に求めるのはあめの数なので、一番中心になるのは最小のあめの数が中心になり、それが何人ぶん必要だから全部で何個、それを正しい文脈です式にあらずならば、3個x4人分=12個ですね。
言葉の使い方の観点から考えると、最終的に求めるのはあめの数なので、一番中心になるのは最小のあめの数が中心になり、それが何人ぶん必要だから全部で何個、それを正しい文脈です式にあらずならば、3個x4人分=12個ですね。
Commented
by
N-styel at 2018-03-05 13:44
四角四面の融通の利かないお勉強って…日本らしいですね。
法令順守もまた同じなのかな…。
答えの数はいくらあっても、イヤ、むしろいくらでもあった方がイイように思いますけれど…生きていくには…。
通り一遍の決まりきったモノだけを正解とするから、生き難いし、しなやかな生き方が出来なくなってしまうように思います。
そういう国に棲んでるんだ…わたし…(/ω\)
と、ちょっとBlueになります。
法令順守もまた同じなのかな…。
答えの数はいくらあっても、イヤ、むしろいくらでもあった方がイイように思いますけれど…生きていくには…。
通り一遍の決まりきったモノだけを正解とするから、生き難いし、しなやかな生き方が出来なくなってしまうように思います。
そういう国に棲んでるんだ…わたし…(/ω\)
と、ちょっとBlueになります。
Commented
by
BBpinevalley at 2018-03-06 06:53
最近ブログに手が届かず、やっとここに辿り着きました。
いつも通り、楽しい記事に笑ってしまいました。
日本らしい教育方ですね。
ここニュージーランドも、似たようなところがあります。
昔から規律に縛られた教育を受けてきた日本人ですから、アメリカ人のような開拓者的見地の教師は育たないでしょうね。
坂本龍馬みたいな人は、何かの間違いで生まれたのでしょう。
でも、ま、日本みたいなところもいいなと思うようになりました。
だって、トランプみたいな人間は、どう逆立ちしたって選ばれないだろうから。
ところで、このSFの写真、どこだろうと考えながら見ています。
エンバーカデロの方でしょうか…
いつも通り、楽しい記事に笑ってしまいました。
日本らしい教育方ですね。
ここニュージーランドも、似たようなところがあります。
昔から規律に縛られた教育を受けてきた日本人ですから、アメリカ人のような開拓者的見地の教師は育たないでしょうね。
坂本龍馬みたいな人は、何かの間違いで生まれたのでしょう。
でも、ま、日本みたいなところもいいなと思うようになりました。
だって、トランプみたいな人間は、どう逆立ちしたって選ばれないだろうから。
ところで、このSFの写真、どこだろうと考えながら見ています。
エンバーカデロの方でしょうか…
Commented
by
RoyScheider11 at 2018-03-06 19:16
こんばんは、surgeon24hrsさん。
今回のお話も非常に興味深い内容でした。大変出遅れましたが、コメントさせて頂きます。
私は過程も重視するような教育を受けてきましたが、4×3も正解としたいです。
かけられる数がまず最初にあって、それを何倍にするかという説明は至極もっともだと思います。私も式を書けと言われれば“3×4”と書くでしょう。
しかし飴を3個ずつ4人の人に配る方法は一通りではないだろう!と考えてしまうひねくれ者です(笑)。4人横に並んでもらって1人に1個ずつ飴を配り、それを3回繰り返せば同じではないですか(※時間はかかって面倒くさいですが…)。もし1人に3個ずつ配っている途中で飴が無くなったら、1個も飴がもらえない人が出てかわいそうじゃないですか(笑)。
出題者の意図をくんだ回答をするのが受験などでは正しいのかもしれませんが、競争率が高くてふるい落としをする試験じゃあるまいし、何故細かいことにこだわる必要があるのだろう、というのが正直な気持ちです。
数学者のガウスが子供時代に1~100までの和を即座に出したように、出題者の意図を超えた発想を持てることの方が私は重要だと思います。
大人になって痛切に感じるのが、発想力の豊かな人の貴重さです。彼らは“できない”だけで終わらず、柔軟な発想で100点満点ではなくても『できる』方法を考え出します。
そのような人材は、2個目の乾電池をもらうことを決して不正解とはしない教育から生まれてくるのではないでしょうか。
長文及び乱文・乱筆、失礼致しました。
今回のお話も非常に興味深い内容でした。大変出遅れましたが、コメントさせて頂きます。
私は過程も重視するような教育を受けてきましたが、4×3も正解としたいです。
かけられる数がまず最初にあって、それを何倍にするかという説明は至極もっともだと思います。私も式を書けと言われれば“3×4”と書くでしょう。
しかし飴を3個ずつ4人の人に配る方法は一通りではないだろう!と考えてしまうひねくれ者です(笑)。4人横に並んでもらって1人に1個ずつ飴を配り、それを3回繰り返せば同じではないですか(※時間はかかって面倒くさいですが…)。もし1人に3個ずつ配っている途中で飴が無くなったら、1個も飴がもらえない人が出てかわいそうじゃないですか(笑)。
出題者の意図をくんだ回答をするのが受験などでは正しいのかもしれませんが、競争率が高くてふるい落としをする試験じゃあるまいし、何故細かいことにこだわる必要があるのだろう、というのが正直な気持ちです。
数学者のガウスが子供時代に1~100までの和を即座に出したように、出題者の意図を超えた発想を持てることの方が私は重要だと思います。
大人になって痛切に感じるのが、発想力の豊かな人の貴重さです。彼らは“できない”だけで終わらず、柔軟な発想で100点満点ではなくても『できる』方法を考え出します。
そのような人材は、2個目の乾電池をもらうことを決して不正解とはしない教育から生まれてくるのではないでしょうか。
長文及び乱文・乱筆、失礼致しました。
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 05:56
x
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 05:58
x
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 06:01
x
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 06:13
x
Naoさん、こんにちは。
日本は確かに融通が効かなくて四角四面の三角野郎になりがちですよね。おっしゃるように法令や規則をよく守るという点では、機能していますけどね。
まあこれは結局小学生の算数のお約束だから仕方ないのでしょう。でもちょっぴり話を広げて行くと、独創的な事、新しいことが考えられる人を育てる教育、ということからはズレてしまいますね。きっと私が独創的でないのは、受けた日本の教育のせい?
:D
日本は確かに融通が効かなくて四角四面の三角野郎になりがちですよね。おっしゃるように法令や規則をよく守るという点では、機能していますけどね。
まあこれは結局小学生の算数のお約束だから仕方ないのでしょう。でもちょっぴり話を広げて行くと、独創的な事、新しいことが考えられる人を育てる教育、ということからはズレてしまいますね。きっと私が独創的でないのは、受けた日本の教育のせい?
:D
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 06:19
x
BBpinevalleyさん、こんにちは。
相変わらずSFとNZの間でお忙しく跳び回っていらっしゃって、素敵ですね!
たかが小学校の授業の進め方を見てもお国柄が出ていて興味深いですね。教育は未来を担う人たちを育てる最前線の現場ですから、教師も生徒、学生も頑張って欲しいですね。
写真、私も彼らもFerry Buildingに向かって横断歩道を渡っているところです。
相変わらずSFとNZの間でお忙しく跳び回っていらっしゃって、素敵ですね!
たかが小学校の授業の進め方を見てもお国柄が出ていて興味深いですね。教育は未来を担う人たちを育てる最前線の現場ですから、教師も生徒、学生も頑張って欲しいですね。
写真、私も彼らもFerry Buildingに向かって横断歩道を渡っているところです。
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-07 06:32
x
RoyScheider11さん、こんにちは。いつもご丁寧な書き込みありがとうございます。
私なんて「いい加減」貫き通して生きてきましたので、3x4でも4x3でも、12になるんだからいいじゃん、ってな風に思ってしまいます。
なんでしたら、「いちいち4人に配るのは面倒だから2人ずつのグループになってもらって、各グループに6個ずつあげますね」という風に飴をあげる側の労力を減らすために2x6にしちゃえ、なんてものありかと。あはは。
教育現場での試験だと、誰が一点でも多く取れるかという相対評価による戦いなので、古い落とすための試験になりがちですね。だとすると、文章からいかに読み取って意を組むかの勝負ですね。
あげていただいた天才数学者ガウスの例のように、出題者の意図を超えた発想を持つことは大切ですよね。さもないと出題者の意図を超える人が育たない事になってしまいますね。脱線しますが、ガウスは天才と狂気の紙一重でしたね。すごい人です。
私なんて「いい加減」貫き通して生きてきましたので、3x4でも4x3でも、12になるんだからいいじゃん、ってな風に思ってしまいます。
なんでしたら、「いちいち4人に配るのは面倒だから2人ずつのグループになってもらって、各グループに6個ずつあげますね」という風に飴をあげる側の労力を減らすために2x6にしちゃえ、なんてものありかと。あはは。
教育現場での試験だと、誰が一点でも多く取れるかという相対評価による戦いなので、古い落とすための試験になりがちですね。だとすると、文章からいかに読み取って意を組むかの勝負ですね。
あげていただいた天才数学者ガウスの例のように、出題者の意図を超えた発想を持つことは大切ですよね。さもないと出題者の意図を超える人が育たない事になってしまいますね。脱線しますが、ガウスは天才と狂気の紙一重でしたね。すごい人です。
Commented
by
Neoribates at 2018-03-11 13:10
どっちでも答えは同じなのでしょうが,「1つ分の数」という概念と「いくつ分の数」という概念が分かるかどうかということが主眼なのだろうと思います.これをガキに分からせるという意味があるのではないかなと.それが論理的思考のもとになるのだと子供の勉強を見るときに教えられました.
どちらを先に書くのかは単なる”約束”で,前にあるものがどちらの概念かいちいち児童に聞かなくても先生,あるいは児童が分かるようにするためだろうと愚考します.因みに,ウチの子供達のテストのときには解答用紙に「1つ分の数」,「いくつ分の数」と最初からプリントしてあって,そこに数字を記入するようになっていたと思います(最初のうちは).
ガウスはそんなことは教えられなくても小さい頃から分かっていた概念だったので,彼にとってはそんなことはどうでもよいことだったのでしょう.なんて,勝手に思った次第です.
どちらを先に書くのかは単なる”約束”で,前にあるものがどちらの概念かいちいち児童に聞かなくても先生,あるいは児童が分かるようにするためだろうと愚考します.因みに,ウチの子供達のテストのときには解答用紙に「1つ分の数」,「いくつ分の数」と最初からプリントしてあって,そこに数字を記入するようになっていたと思います(最初のうちは).
ガウスはそんなことは教えられなくても小さい頃から分かっていた概念だったので,彼にとってはそんなことはどうでもよいことだったのでしょう.なんて,勝手に思った次第です.
Commented
by
surgeon24hrs
at 2018-03-12 02:10
x
Neoribatesさん、こんにちは。
自分自身が算数を生徒として習っていたときには、こう言うこともスラスラ理解できたのでしょうが、あれから何十年もたち数学的な理論的思考を失ってしまったに違いありません。要するに3+3+3+3という考え方と4+4+4の違いと考えると、私にとっては理解しやすい感じがします。
最初のうちは「ひとつ分の数」「いくつ分の数」とか入れあるのは良いですね。それを何回も繰り返してゆくうちに自然と身につきそうです。
自分自身が算数を生徒として習っていたときには、こう言うこともスラスラ理解できたのでしょうが、あれから何十年もたち数学的な理論的思考を失ってしまったに違いありません。要するに3+3+3+3という考え方と4+4+4の違いと考えると、私にとっては理解しやすい感じがします。
最初のうちは「ひとつ分の数」「いくつ分の数」とか入れあるのは良いですね。それを何回も繰り返してゆくうちに自然と身につきそうです。