伝染るんです |

私は現在、家族から移された症状からの回復の途上にある。
何を移されたのかというと、時差ボケだ。
私自身は日本との往復では時差ボケを起こさない。しかし家族は毎回、いとも簡単に、しかも比較的長期に渡って罹患する。
今回も例外ではない。配偶者と愚息は大変な夜更かしの挙句、あらぬ時間まで寝ている。夜更かしは愚息の方が重症で、あらぬ時間まで寝ているのは配偶者の方が重篤のようだ。
そんな連中の中でただ1人まともな社会生活を続ける私にも、ついに魔の手が忍び寄った。これは言うなれば、共感性時差ボケ、である。
長年の努力と規則正しい生活の上に構築された私の睡眠パターンは、あっけなくほんの数日で崩れ去っていった。
なぜこのような事態になるか、原因を自分なりに分析してみた。結論を言おう。これは溢れ出る私の優しい、相手を思いやる心からくる災である、ということだ。
例えば友人が辛い表情をしている時、相手が「辛い思いをしているのだ」ということがわかるだけでなく、自分も辛い感情を持ってしまうのと同様なのだ。
しかしこのようなことを家族に言うのは、やめておく。彼らは、私が彼らを利用することによって夜更かしや朝寝坊を正当化していると思う危険がある。そして、そのように言われれば、私も信念を持って否定する自信が、実はない。
とにかく、症状は回復に向かっている。頑張るのだ、明るい日々は、もうすぐやって来る。
<読了>
「夜と霧」 ヴィクトル・E・フランクル


共感性時差ボケを起こすなんて、surgeon24hrsさん本当にお優しい~
うちの主人は、影響全く無し!の様子です。
私にも明るい日々がもうすぐ来るかしら?
生活パターンが 奥様 息子さん 中心ですもの
仕方ないですねー
でも 優しいなー
息子さんも奥様も もうすぐ 正常になりますよー
伝染ったのタイトル もうインフルエンザかと
よかったー

お正月は、日本で過ごされたのですね!羨ましい。
ご主人には影響なしということは、J氏はお留守番でしたか。
早く治るといいですね!
こちらはすごい寒波で、アラスカよりも気温の低い日があるのですよ!

いえいえ、これは単純に多数派が少数派を圧倒する、というだけの話であります。
彼らももう今ではすっかり戻ったようで、助かりました。あはは。
人間の体ってほんとに不思議です
ちゃんと体の中に時計があって時間の流れを認識してるのですね
僕は時差ぼけのた経験がありませんが.......
いや、朝到着して体が怠くて......あれが時差ぼけだったのかな.....^_^;
でも先生と違うのは我が家の旦那さんは
構わずそれを言うこと。
文句たらたら。
すいません、もうすぐ良くなりますから〜。多分。

体内時計、不思議ですよね。我が家では猫を買っていますが、彼らにも体内時計があるのが良くわかります。標準時間と夏時間の変わり目の時には、猫も1時間の時差ボケになってるのが明らかにわかります。面白いです。

日本での年末年始、楽しまれてきたようで何よりです。
今時差ボケ真っ最中でいらっしゃいますか。早く治ると良いですね。
時差ボケに加えて寒波で学校が休校になったり、今日のMLK Dayで休校だったり、なかなか時差ボケが治らないはずですね。
時差のある国に行ったのはもう20年くらい前ですから
大きなことはいえませんが、、、^^;

私は以前はちゃんと(?)時差ボケしていたのですが、時差ボケ防止の私なりの工夫で時差ボケがなくなりました。まず、飛行機の中で寝ないこと。次に現地についたらそのまま現地時間にあった生活パターンにする。この二つが私にはあっているようです。みなさんそれぞれご自分にあったコツがあるのでしょうね。
時差が出来る程の遠い処へは行った事がありませんが眠いのが感染するのは分かるような気がします(笑)
あくびをすると他の人も移ってしますもんね(笑)
生活パターンを崩されると間違いなく寝不足になりますよね。

はい! しっかりと移ります。
そういえばおっしゃる通り、眠いのやあくびって伝染しますね。あのアクビが映るのって、共感という高等な脳の働きがある人間だけに起きる現象で、例えば猿では起きないそうです。なので、大いに誇ってアクビをしようではありませんか!