神の力 |

本稿を書くにあたり、私には既にわかっている事がある。世の中のほとんどの女性は、本稿に対してどのようにコメントすべきかをしばし考え、そして何事も見なかった振りをして足跡を残さず立ち去って行く事になるであろう、と言う事だ。
しかし本稿は、都市文化発展の歴史及び宗教心理学的に非常に重要な観察を含むので、あえてここに記す事とした。
かつて私がまだ子供であった頃、立ち小便と言う行為がまだ駆逐されていなかった。犬の匂い付け行為にも似て、立ち小便をされやすい場所と言うのがあったようだ。そのような場所には、しばらくすると必ずと言って良いほどに鳥居のマーク⛩️が描かれる。これが各所に書かれていたと言う事は、やはりそれなりの効果があった物と推測される。
先日YouTubeでインド人が話していた事だが、インドではいまだに立ち小便が古の蛮行として駆逐されていない、と言うのだ。そんな時、インド人はどうするか。なんと、ガネーシャやシバと言った神様の絵を描くのだそうである。
そう言えばアメリカでは、十字架を描いてあるのを見かけた事がある。
鳥居や十字架を描くのは簡単だが、ガネーシャやシバとなると、描くのもさぞ大変な事であろう。
なるほど神に放尿すると言うのは、国は違えど禁じ手と言うわけだ。そしてどの国でもこれら宗教的標章は、酔漢の目にもきちんと認識されていると言う事になる。さすが神の力、偉大である。



