2008年 06月 06日
お熱いのがお好き |
( Rolleiflex 2.8F, Plannar 80mm F2.8, Kodak Portla 160VC )
こちらは毎日32度前後の暑い日が続いている。もうすっかり夏である。学校も5月下旬から8月半ばまで、夏休みである。つまり、現在夏休みの真っ只中。
暑いときには、冷たい清涼飲料水で涼を取りたくなる。日本人の頭の中では、清涼飲料水は冷たいものと決まっているのだ。
ところがイギリスに行くと、そうは問屋が卸さない。彼らは缶に入った清涼飲料水を室温のまま飲むことが多い。たとえば店に行ってコーラを頼むと、店員はニコニコとレジの後ろの棚から室温のままのコーラを手渡してくれる。イギリス人はこの室温の清涼飲料水をおいしそうに飲むのだ。イギリスに住んでいたときに出された暑いときの室温のコーラは、いまだに不思議な意味で忘れられない。
ビールにしてもしかり。日本のビールはラガービールに属するが、イギリス人に人気があるのはビターと呼ばれるビールである。ラガービールとは醸造方法がことなる。このビターは冷やさない。パブに行っても、ビールが生ぬるい室温で出てくる。私はこのビターも好きなのだが、やはり清涼感は微塵も感じられない。
我が家の隣家はイギリス人夫婦である。彼らの子供達と我が家の子供達は、学校も同じで大変に仲が良い。いつも学校が終わった後は集まって遊んでいる。ある暑い日に、隣家に遊びに行っていた息子は、缶入りスプライトをいただいた。さすがイギリス人。暑い日差しですっかり温まったスプライトだったそうだ。9歳のわが息子も、カルチャーショックを経験してきた。
最後に。イギリスに行ったらパブでシャンディーガフ( Shandy Gaff )を飲んでみてください。ジンジャーエールとビールのカクテルです。
by goodsurgeon24hrs
| 2008-06-06 09:39
| 日常
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