偉大な助っ人 |
ここアメリカは外タレの " 主要産地 " の一つである。もっともそれは、日本から見た場合の話であって、アメリカ国内では必然的に内タレとなる。
" 主要産地 " の利点である一つに、コンサートが多いと言うことがある。現在のトップスターが大会場で行うコンサートだけではなく、現在では少々旬を過ぎてしまったが過去には素敵な曲で我々を魅了してくれたアーティスト達が小さな場所で行うコンサートまで多種多様だ。
我々の居住地は地方なので、現在をときめくスーパースターがコンサートをするような大会場へは車で1時間弱かかる。しかしいくつかある小さなコンサート会場は、我が家から10分ほどしか離れていない。
このような小さなコンサートに我々はよく出かける。ジャンルは色々。ロック、ポップスはもちろんのこと、ジャズ、R&B、クラッシック、ミュージカル、バレエ、などなど。行かないのはラップとカントリー。
落語などもあればなおさらよろしいのであるが、それは当然望めない。
小さい会場でのコンサートは、やはり小ささを生かした親密感。曲だけでなく、曲にまつわるエピソードなども色々と面白く聞かせてくれる。
例えばケニー・ロギンズが披露したエピソード。
彼には Return To Pooh Corner と言う、クマのプーさんを題材とした曲がある。日本でもヒットしたので、ご存知の方も多いことだろう。曲を作った時点で彼自身もとても気に入っていたと言う。
その曲のレコーディングが決まった直後にディズニーの弁護士から電話がかかってきた。クマのプーさんの版権はディズニーが所有しているので、レコーディングはもちろんのこと、そもそもこの歌詞の使用は許可することはできない、と言って譲らないのだそうだ。
色々と彼の側で手を尽くそうとしたがディズニーの側は大変に強気。一歩も引かず、ついにこの曲は発表せずに葬り去られることになった。
予期せぬ事態に傷心の彼は、当時付き合っていたガールフレンドに事の次第を話した。
ガールフレンド曰く「あらら、かわいそう…….」。
そして一呼吸おいて、「私、お父さんに話してみるわ」と何やら彼には全く意味のわからないことを言った。
実はこのガールフレンド、ディズニーのCEOの娘であったのだ。しかし彼はそのことは全く知らなかった。
その後話はトントン拍子に運び、我々の知るヒット曲となった、と言うわけだ。
ガールフレンドの威力、侮ることなかれ。
<読了>
「ブッダの言葉 スッタニパータ」 中村元
若い頃は来日するメジャーのライブ(ほとんどロックで偏ってますが)を片っ端に行っていましたが、ここ何年か知り合いのライブは行っても大きな会場にはとんと顔を出していません
今でも覚えているのは、デビッド・ボウイ、ルーリード、ポリス、プリンス、ブライアン・フェリー,ボブ・デュラン・・・まだまだ出てきます、はい!
でも 10分くらいで いろんなコンサート聴けるのはとてもいい環境です。
地方ですから たまに 青春コンサートとかやっていますが
歌手も観客も老人集団 でも それがすごい。
金持ち集団ですからね。
子供から老人まで 音楽に親しめる環境羨ましいです
写真のキャンディ 味見したいです。
色がきれいで、、、
喋らなければ何も始まらない
世間は狭い
なってキーワードがあてはまりそうです
名古屋は音楽ホールが極めて少ない街
今年一杯、改装工事に入った愛知県芸術文化センターの
大ホールとコンサートホール
当然コンサートは別のところに
代替として使われているのが
センターが出来る前使われていた「名古屋市民会館」
多目的ホールとしての成り立ちで
とても音響効果を考えて造られたものではないので始末が悪いです
そんなエピソードがあったのですね。
>ガールフレンドの威力、侮ることなかれ。
心に刻みます。ありがとうございます。
お写真もお見事です。
「デンジャー・ゾーン」(「トップガン」当時何回見たことやら)とか
フット―ルースですけど、やはりAORの代表的シンガーのイメージかなあ。
「RETURN TO POO CORNER」はよく知らないのですが
曲に秘められた裏話って面白いですね。
私はスティービー・ニックスとの「二人の誓い」が大好きでした。
フリートウッドマックの来日公演も
大阪フェスティバルホールで見たりもしたなあ。・・・
でも私も今は大きなコンサートライブより
小さなライブハウスで知り合いのライブを
見に行ったりすることの方が多いですよ。
第一に疲れます・・・・オールスタンディングとか。
お酒(あんまり飲めませんが)を傾けながら、
ゆったり楽しむのがいいですね。
ね、なかなか面白いエピソードですよね。
私も高校生くらいからメジャーなコンサートには足げく通いました。push-pullさんが上げられたものの中では、David BowieとBrian Ferryの二つが私とかぶってます。会場のどこかですれ違ったかもしれませんね。
: )
はい、面白いエピソードですね。コンサートの箱が小さいと、それなりの良さがあります。
住んでいつところはとても小さな街なのですが、頑張って運営しているようで、いろいろな有名アーティストがきます。しかも日本と比べるとはるかに格安です。
キャンディ、綺麗でしょ。買わなかったのですが、ちゃっかり写真にだけ収めてきました。
そうですね、Kenny Logginsと言えば、まず一番はフットルースでしょうね。当時は大スターでした。ハンサムだし。
強力なガールフレンド、これが成功の鍵ですナ!
本当に興味深いエピソードですね。
失敗や暗礁に乗り上げた企画を男は話さないことも多いと思いますが、この場合は話して大成功ってな具合になったようです。メデタシめでたし。
音響効果の悪い箱ってありますよね。せっかくのコンサートはやはり音響の良いところで聞きたいものですね。文化センター、早く改装が完成するといいですね。
そうですね、聞いてて微笑んでしまう優しい曲でしたね。ヒット曲も、実際に表に出るまではいろんな障害が多いのだな、と思いました。
人間、どこで誰が助けてくれるかわからないものですね。
おっしゃるようにKenny Logginsと聞いて真っ先に思い浮かぶのはFootlooseやDanger zoneですよね。Return to Poo Corner、おそらく聞けば「ああ、この曲か」と思われると思います。YouTubeを貼り付ければ良かったですね。
Stevie Nicks、今もコンサートやってますよ!
Fleetwood Macって最初はガチガチのブルースバンドだったのに、女性陣が加わって大変身しましたね。私も好きでしたよ。
箱が小さいところでは、やはりそれなりの良さがあるようです。
凄いエピソードですね。
当の本人もまさかという気持ちでしょうね
だけど楽しい素敵な事に使うのだからディズニーももっと寛容であってもいいような......。
お金の絡んでくることは全て厳密にビジネスとして...... かな^_^;
さすがのepisode‼彼女も引き寄せちゃうのね…素敵‼
大物には、素晴らしい彼女がちゃんと引き寄せられちゃうんですね。
( *´艸`)
車で10分のトコロに素敵な会場があるなんて…文化的水準の高いお暮しぶり‼良いですねぇ~♬
私は、やっぱり電車か車で最低でも30分は移動しないと難しいかなぁ~
車で10分なんて最高じゃないですか‼
だからdoctorって、intelligenceが高いのねぇ~♡
(*˘︶˘*).。.:*♡
夢を売るのが仕事のディズニーですが、「夢を」売るのではなくて、夢を「売る」と、売るにアクセントがあるのでしょう。やはりビジネスですからね。折り合いがつかなかったと言うので、相当高額を要求されたのでしょうね。
彼は彼女の親のことなんて全然知らなかったのだそうですが、これまたタイムリーに重要なお嬢さんとデートしてたものですね!
小さい箱が二箇所ほどあるのですが、どちらも頑張っていて本文に書いたようにジャンルを問わずいろいろなものが鑑賞できます。私のようなインテリジェンスの低いものでも十分楽しめます。
:D
こちら倉敷では、市民会館が我が家から自転車で10分くらいとそういえば近いのですけれど、キャパシティーが1600人くらいの大ホールなので、それなりの観客が呼べるくらいのコンサートしかないです。こじんまりしたアットホーム?な会場がお近くにあるっていいですねえ。
自転車で10分でそんな良いホールがあるのはいいですね。音楽だけではなくて、様々な催しがなされるのでしょうね。倉敷は文化程度が高そうで、いいですね。
あらあら、それはご心配ですね。ステントにしても、バイパス手術にしても、また細くなったりとじてしまったりというのは残念ながら良くあることです。でも担当の医師が腕利きのようで、良かったですね。
私もその番組観ました。私は5年に一回くらい換えるのかなと思いましたが、なんと、まさかそんなに頻繁に換えなくてはならないなんて、とてもびっくりしました。自然って、すごいですね。
ケニー・ロギンスの若い頃は特に、親がなんだナドということを言うのは、非常にダサいことでした。
ず〜っと友達だった子が、実は大変な世界的大会社の御曹司だったり、お嬢さんだったり、ということは多々ありました。
アメリカのそういうところ、好きです。
トランプもホームレスも単なる人間。
だから、あれだけ大統領のことをボロカスに言えるのですよね。
He deserves every bit of insults and more ですけれどね、彼の場合。
そうですね。政略結婚を目指しているわけじゃあるまいし、親が同のという理由ではお付き合いしませんし、親の話なんかも話題に上がりませんね。
結構大変な家の人たちにも知らずにあったことがありますが、本当にすごい家の人たちってそういうのが当たり前と思ってるから全然普通の人たちで、面白いですね。
そうそう、トランプもホームレスも、人間。ほんの短期間だけ地球に登場して、すぐに死んで行くのが人間ですもんね。